カヤック紹介 ~スプリングウォーター パロミータ~

ずみきち

2010年10月10日 01:27

今年の夏、衝動買いしてしまったものがあります。

組み立て式のカヤック…。

以前から、ダッキー(インフレータブルカヤック)と呼ばれる空気を入れて船の形を作る、ゴム製のカヤックは持っていました。(紹介記事はこちら

2人艇ということで、結構重く、持ち運びには一苦労してました。

回送に電車を使ったのんびりダウンリバーなどもやってみたいよねと思っていたので、フォールディングカヤック(ファルト)が欲しぃぃと、オクを眺めること1年…。
やっと手に入れましたよ~。

簡単に紹介。
鈴春工業さんが製造されていたスプリングウォーター パロミータという1人乗りのカヤック。(残念ながら、もう、廃盤なんです。)


売り文句が、これ。
「パロミータはスペイン語でお嬢さん。国内産ヒノキとブナを使った3.6mの短い全長。直進性重視傾向のフォールディングカヤックの中で、操作性を考慮して設計しました。瀬を恐れるだけではなく、キャンプ地で荷物を下ろしたらその瀬で今度はサーフィンを楽しむのがこれからのツーリングです。」

かなり機動力ありそうでしょ?(笑)

そして、フレームだけ組み立てたのがこちら。
ウッドフレームなんです。
うん、かっこいい。(と、思うのは私だけ?^^;)

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残念なことに、ウッドフレームのカヤックは、もう、どこのメーカも製造していないようなんです。

でも、とあることでメーカさんとメールをやり取りしたのですが、ウッドフレームでも十分強度はありますよ。と、そしてフレームにダメージが行く前に、リベットが壊れることで船体が破損しないように設計してあるんですよと。
メーカとしても自信作だったんです。との事。
まだ、フレームなどの修理部材はあるということで、大事に乗ってくださいねと、丁寧な連絡をいただいてました。

組み立てはこんな感じ。


・前と後ろの部品をそれぞれ組み立てる。



・船体布に部品を入れる。
 (写真はフレームだけ組み立ててます。)


・前後をつなぐ真ん中のパーツを組み立て。
 継ぎ目はこんな感じ。





 ここがちょうど漕ぎ手がすわるとこですね。

フレームの完成形


・ファスナーを閉じて船の形に。
 最後にサイドの浮力体を膨らまして完成。


ね、結構簡単でしょ?^^

前のオーナーさん、丁寧に乗っていたようで、傷もほとんど無く、非常に綺麗な状態でした。^^
付属していたパドルもFRP製のシャフトがついていて軽い。(ラッキー)
(普通は別売です。)

http://www.aquabound.com/index.php
Aqua-Bound(アクアバウンド) シークルード 4分割
このショップで取り扱いがあるようですね。
http://homepage1.nifty.com/southwind/paddle/ab_seaclude.html
用途的には遠距離を漕ぐシーカヤック用かな?
水の抵抗が少ない細身な分、一漕ぎのパワーが少ない印象です。
川だともうちょっとフィンの幅が広いヤツがいいかも。(筋力次第なところもありますけどね~。)

それに、船をしまう袋として、ミレーのカヤック用のザック(大体100Lくらい)が付属。
これはもともとはノーティレィのカナール2というカヤックkのオプションだったようです。


早速、電車でカヤックにもいってきました。(笑)


ダッキーだとオープンデッキなんで、ひっくり返したら全部抜けるんですけど、フォールディングカヤックは、沈した際、水がいっぱいに入ると、何百リットルも入る可能性があります。
そんだけのお水(=何百キロにもなる)が入った船を動かすのは大変なので、安全のために、開いてるスペースに空気が入った袋(=浮力体)で埋めておいてあげる必要があります。
浮力体としては、こんなやつでOKだそうです。

NRS Standard Kayak Flotation (LとLLがちょうどだとか。)

SWの取扱店さんなんですが、このサイト見たら、色々ありますねぇ。

探してたときは浮力体は品切れだったんですが、前のオーナさんがつけてくれていたパドルフロートがいい感じでバウ(前方)の荷室にぴったり。


パドルフローとは水の上でカヤックに乗り込む際にパドルを使って乗り込むときに使う、パドルにつける浮き輪です。(海の上で乗り込むときとかに使います。)

メインのフィールドは川の穏やかな上流~中流あたりと考えると、沈したら川岸に上がって水抜いてから乗り込むパターンになるので、とりあえず、こいつを代用してもいいかなと。^^;

シアトルスポーツ パドルフロート


9月・10月は気温もそれほど高くなく、水温も低すぎるわけではない時期。
カヤックには最適なシーズンだと思います。
ほんとは毎週でもいきたいところですが、今のところ、こどもの体調やこどもの行事、天候などの問題もあり、先日、モブログ上げていた件ぐらいしか漕げてませんが、これからは、2人乗りではダッキーを、そして、オヤジの一人旅では、このファルトを愛用していこうと思ってます。^^

秋の景色を見ながらのんびり川旅…。




ほら、あなたもほしくなってきたでしょ(笑)

あ、でもね、カヤックでダウンリバーはアウトドアなスポーツです。
一歩間違えば命にかかわる遊びです。
危険回避のための知識の習得と基本的な漕ぎ方を練習してから行きましょうね~。^^
このあたりのサイト、非常に役に立つかも。^^

カヤックショップさんのスキルアップ講座
http://mchapel1.web.infoseek.co.jp/03skillup/skillup.html

リバーセーフティ
http://www.go-lands.com/canoe/safety/safety/safety.html

レスキュー3 ジャパン
http://www.srs-j.co.jp/


SW(スプリングウォーター) パロミータ
全長:360cm
全幅:65cm
重量:15.5kg
コーミングサイズ90x50cm
収納サイズ:103x38x30cm
素材/フレーム:ヒノキ+耐水合板、船体布:ポリエステルウレタンコート(デッキ部)/ポリエステルPVCカレンダー(ボトム部)
http://homepage1.nifty.com/southwind/faltboat/sw_palomita.html


SW(スプリングウォーター) SPRING WATER400

後継はこちらですね。






いまだとこんなのが流行かも。
ファルト・フォールディングカヤック

パドルフローとははこんなのですね。

SEATTLESPORTS(シアトルスポーツ) デュアルチャンバー パドルフロート イエロー 013506


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